ステンレス加工について
ステンレスは、『錆びStain(ステン)』+『無いLess(レス)』による名称から
ご察しいただけるように、“錆びにくい金属”です。
加えて、熱処理により強度や硬度を自在にコントロールできるとあって、様々な目的で活用されます。
錆びやすさが懸念されていた鉄のデメリットを克服した錆びにくい金属、ステンレス。
当社は、ステンレス加工において柔軟な対応に努めています。
当社はステンレス加工の高い技術を持っているため、通常困難な部品にも対応いたします。
たとえば、薄いステンレスの加工。ステンレスは薄いほど歪みやすく、平行度が出にくいなどの性質があります。
しかし当社では、ステンレスへの溝加工において1mm単位からお答えできるなど、薄さへの対応もフレキシブル。
また、ステンレス加工に使う工具を的確に選ぶことで、ランニングコストの低減にも努めています。
加工事例
取扱素材
種類 |
解説 |
SUS303 |
切削性の良好なステンレス材です。 |
SUS304 |
オーステナイト系ステンレス。 |
SUS316 |
オーステナイト系ステンレス。SUS304より耐食性に優れています。 |
SUS316L |
SUS316の極低炭素鋼(Low Carbon)です。 |
SUS410 |
マルテンサイト系ステンレス。耐食性、機械加工性に優れています。 |
SUS430 |
フェライト系ステンレスに分類される、耐食性に優れた汎用ステンレスです。 |
SUS420J2 |
マルテンサイト系ステンレスに分類され、焼き入れ後の硬さに特徴があります。 |
SUS440C |
マルテンサイト系ステンレス。熱処理によって硬度が非常に高まります。 |
SUS630 |
Cu(銅)を添加した析出硬化系ステンレス。耐食性と硬化性を兼ね備えています。 |